>ペッパーフードサービス (3053)
2013年から立ち食いステーキレストラン「いきなりステーキ」で急速に店舗網を拡大している、今話題の ペッパーフードサービスです。いきなりステーキは都内の人口密集地域を中心に店舗展開をし、立ち食い スタイルを採用することにより客の高稼働率を達成しています。その分、商品の原価率を60〜70%(飲食業では30%までに抑えるのが常識) まで高めることで肉の質を上げ、高級立ち食いステーキという新しい分野を開拓しました。
いきなりステーキが、ペッパーフードサービスの今後の業績拡大のポイントになるでしょう。 今後は年間40〜50店舗ペースで地方も含めて出店していく予定です。ただ牛肉価格の高止まり等の コスト高のため、利益はあまり出ていないようです。売上は好調ですので、今後牛肉価格が落ち着けば 利益は出てくるものと思います。
主力の「ペッパーランチ」は店舗展開こそ日本では停止していますが、既存店売上高が 非常に好調で、利益を引っ張っています。世界中にフランチャイズ契約で展開し、店舗網も拡大していることから 今後も安定して利益を上げてくれそうです。
現在急成長している会社ですので、費用先行で利益の伸びは少ないですが、以前のように赤字経営で 苦しむ最悪期は脱しています。今後は貯金を積み重ねて、安定経営を志向してもらいたいですね。
