究極の投資法??

ここで一つ強調しておきたいのは、株式投資には色々な戦略があり、「儲かる」手法というのは多々存在するということです。

アメリカの長期投資家であるウォーレン・バフェットのように、皆が知っている超有名優良企業の株を安い時に買い、 配当を貰いながら長期保有して利益を上げる方法があります。 それと少し似た方法で、将来大きく成長しそうな企業の株を、まだ無名の初期の段階で購入し、 その企業の成長とともに株価が上がるのを長期で待つ手法も有名ですね。 またデイトレードで1円単位の値幅を取り利益を出す手法も有名です。 管理人の手法は、成熟産業で株価が低位に放置されている会社の株を狙ったり、小型株の急騰狙いでしたよね。

それぞれの手法には、どれも当たり前ですが長所と短所があり、相場の状況などでパフォーマンスが大きく違ってくることが多々あります。 管理人はこのサイトで自分の投資法を詳しく解説しましたが、結局は皆さんがどの投資法が自分に向いているかを見つけ出すことが 一番重要であると思っています。 人により、資金量、投資に期待するリターン、許容リスク、精神的強さなどが異なるわけですから、 誰にでも当てはまる絶対的な投資法は存在しません。一番ダメなパターンは、一度自分で決めた投資ルールなり手法を途中で変えてしまうことです。 それでは間違いなく損をしてしまいます。

管理人も昔、相場回復期に大型の有名株ばかりが上昇し、自分の持っていた低位小型株は、 資金が大型株のほうに向かったため、逆に売られて株価が下がってしまい焦った経験があります。

管理人はこれに耐えられず、自分の持っていた低位小型株を全部売却し大型株を買い向かいました。 しかしその後、大型株相場は終わり低位小型株相場が始まったのです。 自分が買った大型株はその時点で天井を打ち、ダラダラと下がっていき、 結局は安値で低位小型株を売らされ、高値で大型株を買うといった最もやってはいけないことをしてしまったのです。

これはまさに、自分の投資法のルールを破ってしまったがために起こしてしまった失敗です。

他にも成長銘柄に長期投資をしたことがありましたが、その会社は結局落ちぶれていくばかりで株価は下落の一方、大損をした経験もあります。 成長株は驚異的な株価の上昇が見込めますが、その裏には散っていく数多くの会社があるのです。 成長株を見つけ出す手法は、当時の管理人には無理でした。成長株を見つけ出す知識、能力が無かったのですね。

これらのような失敗をされた個人投資家の皆さんは多いと思います。管理人もこれらの失敗の後、今の投資法に落ち着きました。 しっかり自分に合った投資法を確立し、ルールを守って売買することが実は一番利益が取れる方法なのです。

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