ETF

ETFとは投資信託の一種で、一般的に日経平均株価やTOPIXなどの株式指数に連動する商品が多いです。 これらは個別銘柄のように、東京証券取引所などで売買されています。

株式投資に興味があるけれど「どの銘柄がいいかわからない」という方を主な対象としています。 日経平均株価連動型ETFは、管理人がこのサイトで推奨している銘柄よりも値動きが小さいので、 安全面を最優先させる方には有力な投資先であると思います。 少ないながらも配当の形で分配金がもらえますし、株式投資の初めの第一歩と考えても。

他にもETFの種類としては、個別業種の指数に連動するタイプ、日経300指数に連動するタイプ、アメリカのナスダック100銘柄に連動するタイプなどがあります。 投資信託商品は証券会社で購入可能で、それぞれの証券会社で買える商品も違ったりしますので、詳しくは証券会社にお問い合わせください。

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IR(投資家向け広報)

IRとは、会社が投資家の獲得や適正な株価水準の維持を目的に、事業内容や決算内容を投資家に説明する活動の事をいいます。 以前、IRはあまり重要視されていませんでしたが、昨今の企業同士の持ち株解消の動き等で、新たに自社の株を買ってくれる投資家を探さなければならず、 IR活動の重要性は高まっています。

各企業のホームページを見ていただくと必ずIR関連のページが用意されています。そこで会社の事業内容や財務状況などが分かりやすく示されていますので、 株を買う前には一通り見ておいたほうが良いでしょう。最近では、個人投資家向けのIRに力を入れている企業も多く、 自社の製品をより知ってもらうために自社製品の株主優待や自社の工場見学などを行っている企業もあります。

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PER(株価収益率)

PERとは、現在の株価がその会社の1株当たりの利益の何倍になっているかを示す指標で、 その会社の収益力に対して現在の株価が割高か割安かを表しています。 何倍なら割安といったような明確な基準はありませんが、その企業の過去の平均PERや同業他社と比べると有効です。 現在の東証一部の平均PERは15倍程度でしょうか。

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PBR(株価純資産倍率)

PBRとは、企業の現在の株価を1株当たりの純資産で割ったもので、その会社の資産価値に対して株価が割安か割高かを判断する指標です。 PBRは別名、解散価値とも呼ばれます。純資産は株主のもので、今この瞬間、企業を解散するとしてすべての純資産を売却した場合には、それが会計上の解散価値となります。 その1株あたりの解散価値を株価で割った時に1倍となれば、それはちょうど解散価値と等しいことになります。

PBRが1倍を下回っている場合、理論上は株主に帰属している純資産の合計よりも、市場がその会社に付けた会社の価値(つまりそれが時価総額)のほうが低いことになります。 その会社の発行株式をすべて買い取り、純資産をすべて処分すれば、手元にいくらかの余分な資金が残ります。つまりPBR1倍割れとは、 会社の価値が過小評価されているといえるでしょう。

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ROE (株主資本比率)

ROEとは、純利益を株主資本で割った数値で、企業が株主から調達した資金をどの程度効率よく使い利益を生み出したかを示す指標です。 最近ではROEを重要視する外国人株主が増えたせいもあり、日本では以前にもましてこのROEの向上を課題とする企業が目立ち始めました。 その主な手段としては自社株買いが挙げられます。自社株買いはROEの計算式の分母である株主資本を減らす効果がありますので、ROEが高くなります。 また資金を借入金で調達してROEを向上させる手法もありますが、金利上昇時にリスクを背負ってしまうことにもなりますので、注意が必要です。

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TOPIX

TOPIXとは、日経平均株価と並んで日本を代表する株価指数の一つです。 こちらは東証一部に上場している全銘柄の株価を数値化した指標ですので、 日経平均株価よりも東証全体の株の値動きが正確にわかります。

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TOB(株式公開買い付け制度)

TOBとは、ある会社の経営権を取得したいと思った個人、団体が、その会社の株式を大量に買い付けるために、 証券会社を通さずに直接不特定多数の株主に呼びかけ「取得予定株数」、 「買い取りの価格」、「買い取りの時期」などを提示し、売ってくれるように頼む制度の事です。

通常TOB時に提示される株価は買い集めやすいように、時価よりも高めに設定されます。 2005年にライブドアがニッポン放送に行ったTOBが有名ですね。ホリエモンは、ニッポン放送の経営権が欲しかったわけです。

TOBには友好的TOBと敵対的TOBの二種類があり、前者があらかじめ買収先企業の合意の上で行われるTOBで、 後者は買収先企業の合意を得ず、勝手に仕掛けるTOBです。ライブドアのケースは後者でした。

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