成り行き

成り行きとは、株式売買における注文方法の一つで、値段を決めずに株式売買の注文を出すことです。 例えば、TOYOTAを300株成り行き買いといった具合に注文を出すと、注文を出した時点で、 一番安い値段を提示している「売り」注文者から株の注文が成立されます。 もし成り行き売りの注文が出ていれば、指値売り注文の最安値より、 1単位の値幅だけ安い値段で買うことになります。

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ナンピン

ナンピンとは、保有している株の株価が下がってきた時に安くなったと判断して、さらに買い増し、 買いの平均単価を下げる投資手法の事をいいます。

例えば、株価が200円で5,000株を購入した銘柄Aがあったとします。当てが外れて150円に下がった場合、 さらに5,000株買い足せば、取得平均単価は175円になり、買いの単価を下げることができます。

もっともナンピン買いは投資資金に余裕がある時にできる手法です。ナンピン買いをした後に期待通りに株価が上昇すれば いいですが、さらに下がった時にはダブルパンチにダメージを受けることになります。 実際、初心者の方ほどこのナンピン買いをしてしまい、大損をくらってしまう傾向があります。 つまり、ナンピン買いをする時は、たいてい日経平均株価も下げていて、下落相場の中でやっていることが多いということが失敗の原因であると思います。

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日経ジャスダック平均株価

日経ジャスダック平均株価とは、ジャスダック上場銘柄を対象とした株価指数です。 この指数は東京証券取引所ジャスダックに上場している全銘柄の株価を数値化したものです。

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日経平均株価

日経平均株価とは、日本を代表する株価指数の一つです。 東京証券取引所に上場する銘柄のうち225社を選び、その値動きをある規則に基づき計算し指数化することにより、 全体の値動きの傾向を知ることができるようになっています。よく、ニュースなどで「日経平均株価が○円を付けました」 などど放送されているのを見たことがある人も多いと思います。日経平均株価は日本経済の先行き期待を表してるといっても過言ではないでしょう。

しかし、最近は日経平均株価が株式市場全体の値動きを表しているとはいえず、 例えばファーストリテイリング(9983)の指数寄与率が非常に高いといった、アンバランスな 状況の指数であるということも事実です。つまりファーストリテイリングの株価が大きく上がった場合、他の株は軟調でも、 日経平均株価は堅調に推移していると、おかしな状況も時々見られるのです。東証一部の全体的な株の値動きを見たいなら、TOPIXを参考にしましょう。

ちなみに、なぜ日経平均株価の採用銘柄数が225銘柄という中途半端な数かご存知ですか? これは日経平均株価の元になった、1949年に東証第一部修正平均株価がスタートした時、 東証一部に上場していた企業が225社だったことが由来しているらしいです。 先日、TVで池上彰さんがおっしゃっていました(笑)。

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値ごろ感

値ごろ感とは、現況の株価がピーク時よりも下落してきて、株価がお買い得に思えるような感覚を持つことをいいます。

例えば、業績が上方修正続きで好調であったり、事業がこれから伸びそうで魅力的な銘柄があったとしましょう。 自分が買いたいと思っていても、もし株価が直近の半年で3倍になっていれば、大多数の人は躊躇してしまいます。 そこから少し待って、直近の高値から2割程下落してくれば、相対的に安く見え、ここで買おうと決めたくなります。 この感覚が値ごろ感です。

値ごろ感に絶対的な指標があるわけではなく、これは完全に感覚の問題です。管理人の感覚では、どちらかといえば 値ごろ感という言葉は、短期的な売買を対象に使われているように思います。

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値幅取り

値幅取りとは、短い期間に比較的小さな値幅の範囲内で売買を繰り返し利益を得ることをいいます。 株式を頻繁に売買するデイトレーダーなどは、まさに値幅取り手法の代表的投資家です。 買って手放す期間は、時には数秒といったこともあるようです。

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