代替投資

代替投資とは、投資先に株式や債券以外を選ぶ投資法や投資商品の総称です。 これもまさに分散投資と同じくリスクを分散させるための手法で、投資対象として不動産や不動産投資信託(REIT)、 未公開株を専門に扱うプライベート・エクイティ、資産担保証券などが挙げられます。

株式や債券はどうしても景気変動の影響を大きく受けますが、 これらは株式や債券よりは景気に左右されず、資産の目減りリスクを下げることができます。 日本では、金融機関や年金基金などがリスクを取りにくくなっているので、運用先に選ぶ場合が多いようです。 また最近はアベノミクスによる土地資産価値上昇期待より、 不動産投資信託(REIT)などは個人投資家に人気となっています。

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大量保有報告書

大量保有報告書とは、株式の所有が発行株式の5 %を超えた個人や団体に対して、 その旨を公表するように求める制度の事をいいます。

ある一部の投資家がある会社の株を大量に保有すれば、その株主の売買動向により大きく株価が変動することが多々あります。 そこで市場の透明性を高めるという意味で、通称「5 %ルール」と呼ばれるこの制度が1990年にスタートしました。

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ダウ工業株30種平均

ダウ工業株30種平均とは、ニューヨーク証券取引所に上場しているアメリカを代表する30銘柄の平均株価です。 アメリカの株式市場を知る上で最も重要視され、いわば日本の日経平均株価のような意味を持つ指標です。

わすか30種類ではありますが、インテル、アメリカンエキスプレス、ボーイング、 P&Gなど世界的にも大変有名な会社の株式で構成されていて、世界の株式市場に与える影響は非常に大きいといわれています。

実際に日本市場も当日の日経平均株価は、前日のダウ工業株30種平均の値に大きく影響を受け、 それに連動した動きになることが多いようです。

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中、小型株

中、小型株とは発行株式数が大型のそれよりも小さい企業の株をいい、規模が小さい企業の株がこれに分類されます。 例えばこのサイトでも紹介している、ヒラノテクシード、宇徳、共栄タンカーなどですね。

管理人は、発行株式数が5,000万株未満の株を小型株、5,000万〜2億株の株を中型株、 2億株以上を大型株と分類していますが、定義は人により若干違ってくるようです。

中、小型株は発行株式数が少ないので、ある程度のまとまった注文がでると、受給関係が容易に崩れ、 株価が大きく変動します。

個人投資家の皆さんには、ぜひ中小型株を狙うことをお勧めします。

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出来高(売買高)

出来高とは、市場で売買が成立した株式数の事で、例えば1000株を売りに出していた時、その1000株が約定すれば 出来高は1000株とカウントされます。

投資家にとって出来高は相場の過熱感を示すバロメータで、出来高が大きい時は総じて株価が大きく変動します。 相場が膠着している場合は、投資家は様子見姿勢を強めるため出来高は小さくなる傾向があります。

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デリバティブ

デリバティブとは、金融派生商品の事で先物やスワップ、オプションなどの事をいいます。

実際に存在する商品のやり取りをするのではなく、主に架空の商品を対象に売買します。 デリバティブ市場は、今や個人投資家も参加する大規模な市場に成長し、特に先物取引は翌日の現物株に強い影響を与えるまでになっています。

日経平均株価先物の値段が先行し、その後で現物取引の日経平均株価が追随するので、 市場に参加するプロの投資家は今後の相場展開を予想する時に、日経平均株価先物の推移を特に重視しています。

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天井

天井とは、株価が上昇または横ばい局面から下落局面に変わる転換点のことをいいます。 「天井」が確認されたことを「天井を打った」と表現します。底入れ同様、現状の株価が天井を打ったかどうかを見極めるのは相当難しく、 持ち株を天井で売り抜けるのはほぼ不可能です。

相場の格言で「頭(天井)と尻尾(底)はくれてやれ」がありますが、これはいかに底値で買い、 天井で売り抜けることが難しいかを表しているといえるでしょう。

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東証マザーズ指数

東証マザーズ指数は、東京証券取引所マザーズを対象とした株価指数です。 この指数は東京証券取引所マザーズに上場している全銘柄の株価を数値化したものです。

東証マザーズ指数は新興市場であるため、2006年1月16日にピークの2800.68ポイントをつけた後、 下がりに下がり続けリーマンショックが起こった2008年10月10日には269.41ポイントと、 一時はピークの10分の1以下の水準にまで落ち込んだ経緯があります。

いったん下落に転じると、下げるスピードが尋常ではありません。管理人は基本的に東証マザーズに上場している新興銘柄への投資は勧めません。 確かに良い銘柄を発掘できたなら、株価10倍以上も夢ではありませんが、その背景にはかなり数多くの散っていく銘柄があるのです…。

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