株価チャート欄の読み方


四季報の株価チャート欄では、直近約三年の株価推移がグラフになっています。 ここでは、白い棒や黒い棒(ローソク足と言います)がグラフの中でどのように株価の推移を表しているかを解説します。 まずグラフ中の一本のローソク足は、一ヶ月の株の値動きを表しています。月の一番はじめに付いた値段のことを「始値」と呼び、 月の一番終わりに付いた値段のことを「終値」と呼びます。その月の間に付いた最も高い値段のことを「高値」、 同様に安い値段を「安値」と呼びます。この知識を元に、実際にローソク足を見てみましょう!

白色ローソク足


まずは、白いローソク足から。株価は一ヶ月の間に変動するので、その値動きがローソク足として表されます。 上の例では、株価は月の初めに300円ではじまり、360円まで上がったけれど、その後287円まで下がり、 最後はは333円でその月が終わった場合です。ローソクの色が白いということは、始値 > 終値の関係を表しています。

黒色ローソク足


次に、黒いローソク足を見てみましょう。このケースは株価200円ではじまり、150円まで下がり、 その後165円まで値段を戻して終わった場合です。この場合、始値が高値なので上ヒゲ(ローソクから上下に突き出している棒のこと)はありませんね!

四季報のグラフは月足で示されています。つまり、一ヶ月の株の値動きが一本のローソクで表されています。月足の他にも、一週間の値動きを示した週足、 1日の値動きを表した日足などもあります。 いずれもローソク足の書き方のルールは全く同じです。

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